小さな瓶に入った、未開封のはちみつ。お土産によさそうですが、中国へ持っていけるか調べると答えが分かれます。空港の液体制限の話と税関の話に、「去年は大丈夫だった」という体験談まで混ざっているからです。
まず、その瓶を中国へ持ち込めるか。どの荷物に入れるかは、その後に考えましょう。
中国にはちみつを持ち込めますか?
確認した国の持ち込み禁止リストには、普通のはちみつが独立した禁止品目として明記されていません。ただし、あらゆるはちみつ製品が中国本土へ無条件に持ち込めるという意味ではありません。 出発前に具体的な商品を中国税関へ確認し、到着時に申告して検査を受けてください。
旅行者なら一律に「1 瓶まで」「2 kg まで」とする、はちみつ専用の許容量も確認できていません。数字だけを見て荷造りするのは避けたいところです。
| 確認したいこと | 調べる先・確認点 |
|---|---|
| この商品を持ち込める? | 中国税関に商品、原産国、数量を伝える。 |
| 預け荷物に入れられる? | 航空会社の規定を確認。税関の手続きは別に必要。 |
| 機内へ持ち込める? | 出発・乗り継ぎ空港の液体制限を確認。 |
| 未開封のお土産なら大丈夫? | 包装や用途だけでは判断できない。ラベルは残す。 |
対象は中国本土です。香港やマカオに入境する旅程なら、それぞれの規定も調べてください。
公式リストには何と書いてある?
公式の禁止品目リストには肉、乳製品、卵などが明記されています。普通のはちみつの記載はありませんが、その他の禁止検疫物や別の適用規定にも従う必要があります。「蜂産品はすべて禁止」も、「名前がないので何でもよい」も、このリストからは言い切れません。
誰かが持ち込めたという話や、販売店の説明だけでは、自分の商品について確認したことにはなりません。ほかの食品は食品持ち込みガイドへ。チーズの規定をはちみつにそのまま当てはめるのも避けましょう。
普通のはちみつ、マヌカ、巣蜜は分けて確認
次の表は問い合わせで伝える情報です。持ち込み可能な商品の一覧ではありません。
| 商品 | 伝えておきたい情報 |
|---|---|
| スーパーの瓶入り純粋はちみつ | 原産国、原材料、加工情報、総量。元のラベル写真を添える。 |
| マヌカハニー | 同じ情報が必要。等級表示は税関の許可ではない。 |
| 生はちみつ・農場直売品 | 生・未加工として販売されている場合はその旨を伝える。情報が少なければ生産者に確認。 |
| 巣蜜・巣入りはちみつ | 巣を含むことを明記し、単なる瓶入りはちみつと説明しない。 |
| ローヤルゼリー、プロポリス、花粉入り | 全原材料と商品の形状。純粋はちみつへの回答を流用しない。 |
| はちみつ飴・のど飴 | 全原材料。「はちみつ味」という表示だけでは足りない。 |
高価なお土産なら、購入前に確認できると安心です。空港で手放すか悩まずに済みます。
預け荷物と機内持ち込みの違い
預け荷物
預け荷物にすれば客室の液体制限を回避できる場合がありますが、中国への持ち込み条件や申告義務は変わりません。
持参できると確認できたら、ラベル付きの容器を残し、液漏れ防止袋と緩衝材で包みましょう。ラベル写真をスマートフォンに保存すると、説明のために荷物を全部開けずに済みます。これは梱包の工夫であって、検査免除の条件ではありません。
機内持ち込み
粘りが強くても、はちみつは保安検査で液体・ジェルとして扱われることがあります。米国 TSA の食品案内では、機内持ち込みは 3.4 オンス/100 ml 以下、預け荷物は可とされています。これは米国の保安検査の規定で、中国税関の許可ではありません。
出発空港の最新規定と液体用袋の条件を確認し、再検査がある乗り継ぎ先も調べてください。
ラベルの 250 g は重さで、容器の容量 250 ml ではありません。 機内の容量制限を判断するときに、グラムをミリリットルへ読み替えないようにしましょう。
お土産なら何瓶まで?
すべての旅行者に適用できる、はちみつ専用の瓶数・重量枠は確認できていません。「自分用」「友人への贈り物」という用途だけで検疫の判断はできません。
問い合わせには「少量」ではなく、「250 g 入りの未開封瓶を 2 本」のように記載します。贈答用、自家消費用、販売用のどれなのかも正確に伝えてください。
出発前の問い合わせ方
中国税関の携帯品検疫案内では、各地の税関と 12360 税関ホットラインが相談先として案内されています。海外からは、到着地の税関が公開している連絡先を調べましょう。中国国内の短縮番号がそのままつながるとは限りません。
ラベルと原材料の写真、生産国、加工情報、瓶数、総重量、到着空港、日付、用途を準備します。問い合わせ例はこちらです。
[日付]に[空港]へ到着予定です。[国]製の[商品名]を[本数]本、各[重量]、個人のお土産として旅客手荷物に入れたいと考えています。原材料は[原材料]です。持ち込みは可能でしょうか。証明書や検疫手続きは必要ですか。ラベル写真を提供できます。
回答を保存して準備に使ってください。ただし、到着時の検査に代わるものではありません。高価な瓶について直前まで確認できなければ、現地で贈り物を買う方法もあります。
到着時の申告
行李物品申告に関する公告では、動植物製品などの検疫対象物に申告を求めています。赤い申告通路で、はちみつとラベルを提示し、必要な手続きを行ってください。
申告すれば必ず持ち込めるわけではありません。 制限がある場合は、現場の職員の指示に従います。
| 伝えたいこと | 中国語 | ピンイン |
|---|---|---|
| はちみつを申告したいです。 | 我带了蜂蜜,需要申报。 | Wǒ dài le fēngmì, xūyào shēnbào. |
| これが原材料表示です。 | 这是配料表。 | Zhè shì pèiliào biǎo. |
| 友人へのお土産です。 | 这是送给朋友的礼物。 | Zhè shì sòng gěi péngyou de lǐwù. |
| この商品を中国へ持ち込めますか? | 这个产品可以带入中国吗? | Zhège chǎnpǐn kěyǐ dàirù Zhōngguó ma? |
荷造りの最後に
その瓶の条件を確認してから、入れる荷物を決めましょう。お菓子も持参するならチョコレートのガイドを別に確認してください。未開封の食品がすべて同じ扱いとは限りません。
新しい公式情報や分かりにくい点があれば、出典リンクを添えてお知らせください。商品ごとの持ち込み可否は税関へ確認してください。
確認日:2026 年 10 月 21 日。出典:携帯・郵送禁止品目、検疫の相談先、2025 年 4 月 1 日施行の申告公告、TSA 食品保安検査案内。



